平静の心:オスラー博士講演集

医学書院 1983

   日野原重明、仁木久恵 訳


(医学) [書誌所在情報] [みなさんの感想]

千葉 胤道(医学部)

 これは、1904年、当時ジョンズ・ホプキンス大学医学部の内科教授であったウイリアム・ オスラー博士の講演集であるが、その後多くの医学、看護学生および医師に強い影響を与 えてきたばかりでなく、一般の人々にも愛読されてきた。オスラーを尊敬し、日本のオス ラー協会の会長でもある、日本を代表する内科医でありまた教育にも強い関心を持って来 られた、日野原重明氏により訳され紹介された。人生観や、教育について、学習について 先見性に富んだ言葉が多く記されており、また、教養を深めるための読書の習慣の涵養の すすめについても述べられている。医学生のみならず、広く学生に一読を勧めたい書であ る。

 なお、オスラーの伝記"医の道を求めて−ウイリアム・オスラー博士の生涯に学ぶ"日野 原重明著が、同じ出版社から1993年に発刊されている。


culis@ll.chiba-u.ac.jp Jun. 1995